糖尿病の犬におやつは必要?どうしてもあげたい場合の工夫について

犬 糖尿病 おやつ

 

糖尿病を発症しているわんちゃんに対して、おやつを与えるのはどうなんでしょう?一緒に遊んだり、よく言うことを聞いた時なんか、ご褒美におやつをあげて褒めてあげたいですもんね。

 

このページでは、糖尿病にかかった犬と「おやつ」の関係について詳しくまとめています。

 

「今までコミュニケーションのためにおやつをうまく利用してたつもりだったけど、糖尿病と診断されたからもう絶対あげちゃダメなのかしら」

「糖尿病にかかったる犬でも、与えて良いおやつって無いのかしら?」

など、愛犬が糖尿病を患っていて、おやつを与えて良いか、お悩みになっている飼い主さんのために、糖尿病を抱えている犬の、おやつの必要性とあげる際の注意点について、解説したいと思います。

 

 

そもそも、糖尿病になった犬におやつは必要?

糖尿病の犬におやつが必要なの?

 

人の場合、おやつは嗜好品として3食とは別に楽しむものです。野生を先祖に持つ犬は、おやつを楽しむ習慣は本来ありません。生きるために捕食して生きるために食べるという、シンプルな自然の摂理だけが存在します。

 

人とともに暮らしている犬でも、毎日の食事でしっかりと栄養がとれていれば、本来おやつは必要が無いものです。しかも市販されている犬のおやつの中には、カロリーが高かったり糖質や添加物が入っていたりするものが多く、糖尿病を抱えている犬には良くありません。

 

一方で、ご褒美という意味合いでおやつを用いることもあり、飼主さんと愛犬のコミニュケーションや、しつけの際に必要なアイテムという側面もあります。でも、糖尿病のワンちゃんは、血糖値が上がるような食事はNGで、毎日の食事管理が必要な状態のため、毎日の決められたフード以外のおやつは避けるほうが無難に決まっています。

 

ヘルシーなフルーツとかであれば大丈夫なのでは?

 

そう考えてしまう方もいるかもしれませんが、フルーツには糖分が多く含まれるため、糖尿病のワンちゃんには与えるべきではありません。人間に飼われているワンちゃんは、自分で食事を用意できるわけではありませんので、食事管理は飼主さんに全ての責任があります。

 

糖尿病での食事管理や、食事療法も、全て飼主さん次第なわけで、「おやつ」に慣れた愛犬が可哀そうだと思ってしまうかもしれませんが、愛犬のためを思えば、きっぱり止めてあげるほうがワンちゃんの為になります。

 

 

糖尿病の愛犬にも「おやつ」をあげるための工夫

糖尿病の犬におやつをあげる際の工夫

 

おやつはダメ! そう言ってしまうのは簡単ですが、闘病中のワンちゃんに、工夫して「おやつ」を与えている飼い主さんもいるようです。糖質があまり含まれない野菜、ブロッコリーやキュウリなどを茹で上げ、ごく少量ですが、「おやつ」として与えているとのことです。

 

茹であげたこれらの野菜には食物繊維が含まれるため、消化吸収のスピードを和らげる働きがあるので糖尿病の犬には良いでしょう。また、一回の食事の量を減らし、食事の回数を増やすことで血糖値の上昇を抑え、おやつ代わりにする方法もあります。あと、一回の食事から少しずつ取り分けておき、その分をおやつ代わりに与えるという方法をとっている飼主さんもいらっしゃいます。

 

糖尿病の犬向けに成分を調整した特別療法食おやつなども販売されていて、普通のおやつよりは良いと思います。しかし、ひとつ注意しておきたいのは、インスリン薬との兼ね合いがあるので、掛かりつけの獣医さんと、ちゃんと相談してから行うようにしてください。

 

犬の糖尿病は、食事療法が非常に大事で、一歩間違うと、膵炎や甲状腺機能低下症や脂質代謝異常症など、他の病気の併発リスクが高い病気でもあります。また、悪化すると命の危険を伴う怖い病気だという事も絶対に忘れてはいけません。

 

基本的に「おやつ」は与えず、与える場合も上記に書いたような事に注意しながら、必ず獣医師さんと相談のうえ、愛犬の体調にしっかり配慮してあげてください。

 

 

最後に

まとめ

 

糖尿病になった愛犬は、治療によって完治するのは難しく、生涯にわたって血糖値のコントロールを必要とする疾患です。複数の合併症のリスクも高く、クッシング症候群・膵炎・脂質代謝異常症・甲状腺機能低下症・肥満など、併発する恐れがお互いに高い病気の一つでもあります。

 

既に合併症を持っているワンちゃんも多くいます。上記に挙げた病気に共通するのは、「高血糖・高脂血」が大敵で、血糖値のコントロールが肝になるという点です。逆に、犬の糖尿病は、「高血糖・高脂血」に配慮し、血糖値をうまくコントロール出来れば、元気で長生きすることも十分に可能な病気という事も出来るのです。

 

犬の糖尿病はインスリンや食事療法が不可欠な疾患で、食事の管理も大変ですが、ワンちゃんは自分で、食事管理や治療を行う事ができるわけではありません。おやつに対する向き合い方も、最後は飼主さんに委ねられているので、「おやつ」をあげないのが可哀そう、という一時的な感情ではなく、愛犬の健康状態を維持するために、適切な食事管理をしてあげてくださいね。

 

犬の糖尿病の食事管理についての詳細は、こちらの犬 糖尿病 フードに書きましたのであわせてご覧になってみてください。

 

また、犬の糖尿病に向けに開発された、合併症も一緒にケアしてくれるおすすめの療法食をまとめていますので、是非ご覧になってみて下さい。

 

こちらからご確認できます。

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